内定を断った日の話

私はなんでたった1つの内定を断ったのか 私は2012年新卒として就活してました。その時ある会社から内定を頂きました。しかし、そこは本当に行きたいと思える会社ではなかった。
その時に内定を頂いていた会社はその会社だけだったので、私は「妥協してその会社の内定を受ける」か「内定を辞退して就活を続けるか」を選択しなければいけませんでした。私の下した決断は「内定辞退」。
その時私が考えていたことの話。自分語りになりますが備忘録として。

内定を受けるか受けないかは1ヶ月後に決めてよかった
内々定を受けてから人事の方からは「1ヶ月後までに決めていいい。」と言われていました。ですが、このときにすでに半分気持ちでは辞退することは決めていました。

内定を辞退してしまえば内定0でESを書く所からまたやり直し
私は他の企業の面接が少しは残ってはいました。しかし、内定辞退を告げる期限の日よりも後に面接の予定が入っていたものもありました。なので、内定辞退の日まで他の企業から内定を貰えなければ内定0になり、1からやり直しになります。

妥協した選択は一生人生でついて回ると思った
これは、妥協して生きたらどうしても人のせいにしてしまいそうな自分がいました。本気で悩んで自分で決めた答えなら後悔せず進んで行ける!そんなことを考えてました。

どちらか迷った時は勇気のいる方を選ぶ
これは私の実家にあった「スッキリ!」みたいなタイトルの本に書いてあった言葉です。初めてこの言葉を読んだときからどこか印象的でずっと頭の片隅にありました。この言葉が頭をよぎった時私は決めました

よし、内定辞退しよう と

企業側は本当に優しかった

内定を辞退した時本当に励まされました。その言葉が嘘か本当かはわかりませんが、どちらにせよ私の心に残っているのは間違いありません。本当に申し訳ありませんでした。


嘘ついて内定を受けて就活を続ければよかったのでは?
結局、内定辞退の日まで他の企業から内定を受けることはなく内定を辞退することになりました。周りの人からは「内定もらっといてそのまま就活続ければいいじゃん」と何度も言われた気がします。なんでそうしなかったといえば、どうせ最終的には内定辞退するんだから同じって気持ちもあったと思うし、嘘ついて就職してることがバレたらどうしようと本当にビビってた、何かに恐怖してた自分もいた。そして、他の人と違う行動してる自分格好いいという自尊心も強かった。今思うと本当に甘い考えだったなと思います。何かにビビり、自分を格好良く、大きく見せるために行動してる甘い人間だったなあ笑


結局はこの決断をして本当に良かったと思ったのはこれから2年以上経ってからのお話。

なんでこんなことを書いたかというと、「就職と受験は違うから就職浪人なんて甘い」とよく言われているから。就職浪人すると決めた人は本気で悩んで悩んで決めたことなんです。それを「甘い」なんて言葉で片付けないで欲しい。働いたことのない就活生にとっては「これから働く企業」を決めることが「これからの人生を決定する」位の気持ちで悩んでるだということ。

「最初働いた企業で人生なんて決まらない。」なんて反論が来たりするけど、それは働いてみて社会というものを俯瞰的に見れるようになったから言えることであって、会社に入ったことのない人間にとってそれは絶対に理解できないことだと知ってほしい。それは、「人間は経験したことじゃないと本当に理解できない。」から。

そして、今就職浪人しようか迷って悩んでる人や就職浪人を決断した人に言いいたいこと、それは「就職浪人は甘くない」ってこと。自分で必死で決めた決断に自信を持って下さい。あと、私みたいに就職浪人時代に逃げ出さないで欲しいってこと笑 結果はすぐ出ないので、つらい日々もあると思うけど頑張って!

きっと決断してよかったと思える日がくるので、一緒に頑張ろう!

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