ウルトラマラソンを完走するために大切なこと(精神面について)

技術や体力だけでは100㎞は完走できないと思います。 この前100㎞マラソンを完走してきたんですが、完走してみて思ったことは精神面がしっかりしてないと100㎞なんて完走できないということでした。

今日は、ウルトラマラソンを完走したい人に向けてウルトラマラソンにおいて大切な心構えを紹介していきたいと思います。

これはあくまでも、私個人が走っている時に、支えになった考えや精神論なので参考にしてみてください。あと、精神面は大切ですが、100㎞走るための体づくりをしていることが大前提なのでお忘れなく笑

1.感謝をして走る
一番大切なことです。大会運営の方々の支えがないと大会を行うことさえ出来ません。ボランティアの方々の支えがないと補給所で栄養補給をすることが出来ません。交通整備をしてくれている方がいないと安全に走ることが出来ません。他にも、医療班の方、地域住民の方の理解や応援などなど

これだけ多くの方々の協力の下大会が行われているわけです。感謝をして走りましょう。そして、これだけの支えがあることを理解すれば

適当な走りは出来ません

全力を尽くすのが礼儀だと思います。感謝の気持を持って走ろうと思いました。

2.疲れた時は周りのランナーに声をかける
これは効果抜群です。周りのランナーとすれ違う度に

「ナイスランです。頑張りましょう!」と声をかけてみてください

すると、ほぼ全員の方から「ありがとう。元気ですね!」等の返事が返ってきます。この言葉をきくと、ああまだ自分は元気なんだという催眠状態になることができます。

まさに周りの人から元気をもらっている状態です。元気を貰いたいなら、相手からの声掛けを待つのではなく自分から積極的に声をかけていきましょう。私はこの方法で折り返しの山道を攻略しました。

3.記録を気にしない 
記録を気にすると辛いです。楽しくないです。精神に余裕が有るときは記録を目指すのも大切かもしれませんが辛くなって走るのが苦しいと感じてきたら、記録のことは忘れましょう。

完走できただけでもすごい 

と理解して、楽しく走りましょう。 私は最初は10時間台を狙っていたのですが途中で欲を捨てて完走だけに目を向けることで大分楽になりました。完走すればいい、歩いても大丈夫と思えることがかなり精神的に余裕を持たせてくれました。

最後に
以上が、私が実際に走ってみて大切だと思ったことです。 100㎞という長丁場において精神面は完走できるかどうかを左右するポイントになります。

そして、最後に言いたいことは辛かったら棄権してもいいってことですね 。楽しく走ることを忘れて自分を苦しめるだけなら棄権してもいいと考えましょう。いつでも棄権出来るという余裕も大切です。

ただ、棄権するなら本当にここで棄権しても後悔しないというギリギリまで戦いぬくべきです。中途半端な宦官替えで棄権してしてしまうときっと後悔します。

100㎞は長く苦しい道のりですが、感動はゴールした後に待っています。精神面を鍛えて完走を目指しましょう!