人って平等では無い!「学問のすすめ」から学んだこと

先日、ふと「学問のすすめ」を読んでみました。そこでこの本の内容について今まで勘違いしていたことに気づきました。 a1180_011767

学問のすすめ
日本ならかなり有名な本じゃないだろうか
この本の中にかな有名な言葉があります

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず 

この言葉ですよね。
私はこの言葉の意味について
「人間は平等だから差別はいけない」
って意味だとずっと思っていました。

でも、「学問のすすめ」を読んで
これが勘違いだとわかりました

実は、この言葉には続きがあったんです
それがこれ
されども今廣く此人間世界を見渡すにかしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり富めるもあり貴人もあり下人もありて其有様雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや
つまり、天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと言われている
けれど、
実際そうなっていないのはなんでなんだろうか?

と言っているわけです。

これ読んだ時は衝撃でしたね笑
人間は平等ではないとはっきりと
言われたわけだからね笑

そして、更にその続きとして

「その差を生み出しているものが教養だから
学問を進めていかなけれはいけない」


と続いているわけです。 

よし、人生死ぬまで勉強ですね。やっぱり。

気になった方は一度読んでみてはどうでしょう「学問のすすめ
今の時代にも通用するような考え方が
かなり載っています。

Kindle版なら0円で読めるので気軽にどうぞ。
私はKindle版で読んでいましたが
途中で読めなくなって現代語訳版を図書館で借りました笑

私がもっと学問をしていれば原文でも読めたんだろうな。

しかし、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
の部分だけ教科書に載っているのは明らかにミスリードするよね

しっかり全文を教科書に載せるべきだよ。

学問のすすめ
福沢 諭吉
2012-09-13